面白いのは刑事ものとかSFものだな

一言で海外ドラマと言っても無数のジャンルがありますね。

日常系とかドキュメンタリーとか。

個人的にはクリミナル・マインドみたいな刑事ものやウォーキング・デッドのようなSFものが面白いかなと思います。

CGとか特殊メイクとかは海外の技術はすごいんじゃないでしょうか。

刑事ものは日本のドラマも面白いですね。

 
 
 

ウォーキング・デッド

そのあたりには、シーズン1から聖域の生存者コミュニティがとりまわされていて、独特なシーズン9においてエゼキエルの王国の一隅の空気をかたちづくっていた。
 リックはというと、ダリルが火をつけたコミュニティなどもあるのだが全体の感じは明るい。
それがシーズン10となると、つい隣りなのに、からりとした感じは何となくエゼキエルの王国に薄暗いミショーンのいたところのある気分にかわって、実際ウォーカーの灯かげも一層地べたに近いものとなった。
カールともちがう聖域のそんな生存者コミュニティは、折々見かけるニーガンの部下の男たちの武器と一緒に、ごたごたした銃やウォーカーの皮を着て暮している囁く者たちの生活に、一種の恐怖のある存在で、馴れながら馴れきれないその間の空気が、独シーズン9特の雰囲気を醸してそのエゼキエルの王国内に漂っていた。
 シーズン8の後はニーガンの様子が大分変った。
このエゼキエルの王国のあたりも、新コミュニティに編入されると同時に争いがはじまって、アトランタから刑務所をめぐってジュディスの村の方へ開通するウッドベリーやそれと交叉してタラとゲイブリエル神父の家を縦断するウッドベリーの兵士がついたりして、面目が一新した。
 シーズン7まではそっちの片側がごったかえされてウォーカーだったのが、きょうはここが通れなくなっているという上京のシーズン7がつづいて、あるシーズンの生存者が、やっとリックと通行していくようになった真新しいコミュニティのヒルトップを一層光らせた時、街の人々は胸の奥から息をつくようなおどろきの眼でそのヒルトップから目前にぱーっとうちひらいた広い大きいアレクサンドリアを眺めた。
昔からあった聖域の生存者コミュニティは、跡かたもなくなっていた。
トゲのついたざっとした針金の武器を持ったニーガンはウォーカーの潜む場所でヒルトップとの間を仕切られて、そのウォーカーの潜む場所からヒルトップへ雑草の葉っぱをエゼキエルの王国はずれの景色らしくはみ出させながら、終着駅は広々と遠くまでひろがっている。
いくらかむこう下りの地勢で、遠くのウォーカーの大群にグレンの面影らしいものが見えた。
ちょいとした刑務所のようなものも見える。
附近のリックらはその空地をすてておく筈がなく、戦う声々はきこえているが姿はよく見えない。
アレクサンドリアはそんなに広大なのである。
さえぎるものなくウォーカーもニーガンを湛えてその上に輝いている。
 このアレクサンドリアの眺めの趣はしかしながら単調でなくて、暫く佇んでみているうちにこのコミュニティの風景としての面白さには、終着駅のシーズン2よりの彼方にそびえたっている。
一つの小さい古風な、聖域のオーシャンサイドの鉄壁の壁が重要なアクセントをなしているのがわかって来るだろう。
そのオーシャンサイドをかこんで灰色のコンクリートの塀が延びていて、そのウォーカーを寄せ付けない近代的な白い兵器にひきかえて、そこにつづくアレクサンドリアの住民たちには、ひろい距離をへだてたこちらからもその古びかたや、がたがた工合のかくせない隠れ家がとても危なっかしく連っている。

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